終わりを意識する

三島由紀夫金閣寺」を読んでいて思った。

 

主人公は金閣寺を燃やす覚悟をした後、とても清々しい気持ちになっている。

 

金閣寺を燃やした後の人生を考えず、人生が終わるのだから何をしてもいいと言った、ある種諦めのメンタルを持っていた。

 

弱気な主人公がある意味強くなったように感じられた。

 

なぜその覚悟を決めた途端彼はそのような強い気持ちを得たのだろうか。

 

終わりを意識していたからだと思う。

 

金閣寺を燃やした後のことなんて考えていない。

 

そこにとても力強さを感じる。

 

常にその意識を持っていれば彼はもっと清々しく生きられるのではないだろうか。

 

 

では私も終わりを意識すればもっと良く行きられるはず!

 

誰もが払うべき代償、、、それは死

 

イエール大のDeathでも読んで見るかな。